今回はシンガポールからマレーシアのジョホールバルへ行った旅行記です。
シンガポールからマレーシアまでは橋を渡ってすぐに行くことができます。
治安が悪いというの噂もありましたが、肌で感じたこともご紹介します。
距離は近いけど、雰囲気は全然違って、楽しかった!!
※2022年10月の情報ですので、行かれる前は最新の情報をご確認ください。
※この時点でシンガポールに観光ビザで滞在していたので、他のビザの方は書類が異なる場合があります。
- シンガポール旅行のついでにマレーシアも行ってみたい方
- シンガポールよりも物価の安いマレーシアで買い物を楽しみたい方
シンガポールからジョホールバル日帰り:公共交通機関での行き方
Kranji駅まで電車で行き、Kranjiからバスに乗りました。
他には、ブギスやウッドランドからもバスが出ているので、便利な場所から行くと良いでしょう。
中心地に近いのはブギスなので、観光の方はブギスを利用するのが便利な方が多そうですね。
電車で行く方法もあるようですが、本数が少ないという話を聞いたり、インターネットで調べてもここ数年の体験談が少なめで、コロナ禍でどう変化したかも不安だったので、バスを選びました。
駅前を出て左手にすでにバスが待機していたので、飛び乗りました。
最初はバス乗り場に行き着けるか不安でしたが、明らかに一般的なバスと利用客の荷物が違いますし、集金をする人が別に立っていたりして、すぐにわかりました。
色んな決済方法で乗ることができたので、便利です。
もう一つのバス(170X)は出て右手に乗り場があります。こちらは他の行き先のバスも停まるようなので、ご注意を!
160、170のバスもジョホールバルまで運行していますが、反対側を少し歩いたところにバス停があります。
不安なら運転手さんや集金係の人に「ジョホールバルに行くか」を一言確認するのがいいと思います。
他にも行き方はありますが、私の場合は単純にここが一番近いバス乗り場だったため選びました。
平日なのにバスのお客さん多くてびっくり!10分くらいだけど、行きも帰りも立つ人がいるほど混んでいました。
シンガポールからジョホールバル日帰り:マレーシア入国まで
ほとんどの場所で写真が禁止のため、文章のみで紹介します。
バスに乗った後にもらう半券は後で使うので必ず取っておきましょう。
バスで橋を渡って国境へ。
一度下車し、自動のゲートでパスポート・顔・指紋をスキャンしたらすぐに通ることができました。
並ぶこともなく、スムーズ。
同じバスに乗るとは限らないので、荷物は全部持ち歩きましょう!
流れに沿って歩くとまたバス乗り場に行き着きます。
先ほどのったバスと同じ会社のバスに半券を見せて、乗り込みます。
今度はマレーシアの入国審査です。
2022年10月平日の昼12時頃でしたが、30分ほど並びました。
列ごとにシルバーの手すりが伸びていて、大体その端くらいまで並んでいました。
最後の方で気づいたのですが、審査官が凸凹に配置されていて、奥まっているところに並ぶと長く並ぶことになりそうです。
審査官が手前に配置された列に並べば良かった!!
審査自体はスムーズ。パスポート(有効期限が6ヶ月以上)を見せておしまい。
入国審査官の雰囲気もゆるく、遠くから見たときは「すごく話してるけど何聞かれるんだろう」と不安でしたが、近くの職員同士ておしゃべりしているだけでした。笑
案内通り、ワクチン接種証明書やアプリの登録は不要でした(シンガポールに入国するときは必要)。
マレーシアもキャッシュレスは多いけど、後で紹介するお店で現金のみだったり、タクシーアプリのGrabで上手くクレジット決済できなかったので(これはマレーシアのせいでなく私のクレジットカードの設定のせいと思われる)、両替して正解でした!
ちなみに1000円を両替し、30リンギット用意しました。
旅行であればSIMは日本で買っていくのがスムーズでオススメです。
オールドタウン
モスクまで歩こうと思い、ふらふら歩いていたら偶然通りました。
ミニチャイナタウンみたいでかなりツボ!!
Jalan Tan Hiok Neeと、Jalan Dhobyという通り周辺です。
可愛いカフェがいっぱいで女子が好きな場所です。ここは人も多いし、安心して歩けました。
バナナケーキが有名な店。14時頃に行ったら混んでいましたが、その後15時頃に行ったら空いていました。
バナナケーキ以外は売り切れていましたが、お土産に買ったバナナケーキ12リンギット(約360円)は絶品!!
ありそうでない、手作り感のある美味しいバナナケーキです。
癖もなく誰もが好きな味でした。
クセがなく、心からオススメだし、次行くときは多めに買って帰りたいほど気に入りました。
店舗名 | Hiap Joo Bakery & Biscuit Factory |
住所 | 13, Jalan Tan Hiok Nee, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor, マレーシア |
営業時間 | 7時30分~16時30分※日曜日定休 |
電話 | +6072231703 |
ふらっと立ち寄ったカフェ。
お店がレトロで可愛いし、お客さんも多かったので入ってみました。
でも飲み物が安くて美味しかったです!軽食も充実していて、ここで食べるのもよさそう。
ライムフレッシュ9.9リンギット(約300円)はシンガポールではあり得ない金額です。
生搾り感があって生き返りました。
休憩にオススメのカフェです。
店舗名 | Roast & Coffee – Retro Garden 1968’s |
住所 | 62&63, Jalan Tan Hiok Nee, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor, マレーシア |
営業時間 | 7時30分~17時30分 |
電話 | +601118956100 |
歩いていると、明らかに大盛況のお店がありました。
お昼は済ませていたので、行きませんでしたが、地元で有名なレストランのようです。
次回は絶対に行きたいと思っています!!
シンガポールからジョホールバル日帰り:スルタン・アブ・バカール・モスク
ジョホールバル観光を調べると必ず出てくるモスク。
でも元々、なぜか魅力を感じていませんでした。
この日も「行く場所ないし、とりあえず行こうかな」くらいのテンションでしたが、私はすごく気に入ってしまいました。
マレーシアではピンクモスク・ブルーモスク、マラッカ海峡の水上モスクに行きましたが、同じくらい素敵!
インスタ映え的な意味では少し劣るのかもしれませんが、繊細でヨーロピアンな建物がヤシの木に囲まれているギャップがたまりません。
歩いて行こうと思いましたが、歩くにはちょっと遠いし、人がほとんど歩いていない車道沿いをひたすら歩くのが怖かったので、タクシーアプリの「Grab」を使いました。
ちなみに流しのタクシーは、私の経験上、怖くてオススメしません。
昔、マレーシアのマラッカ旅行中に出会ったベトナム女子も「流しのタクシーだと変な運転手いるし、料金も乗る前に確定して安心だからGrab使いなー!」と言っていました。
運転手の評価を見ることもできるし、もし嫌だなと思ったらすぐキャンセルできるのでオススメです。
上で紹介したオールドタウンの端の方から乗って、行きは7リンギット(210円くらい)、帰りは5リンギット(150円くらい)ほどでした。
行きは変な場所を指定してしまったため、無駄なUターンのせいで少し高くなってしまいましたが、シンガポールや日本と比べると破格。
ちなみに、シンガポールでも使えば良いのですが、シンガポールはバスや電車で十分なので一度も使ったことないです。
よくあるモスクかと思い込んでいましたが、イスラム様式と統治国だったイギリスのビクトリア様式を組み合わせた他には見ないようなモスクでした。
シンガポールとジョホール海峡を見渡せる丘に建って、雰囲気最高です。
男性は長袖または半袖と長ズボン。女性は長袖、ロングスカートまたは長ズボンに加え、スカーフの着用が必須とされています。
タクシー運転手のお兄さんにも「中に入るにはスカーフが必要だよ」と言われました。
また、観光客は少なく、他の観光地のモスクに比べて入るには敷居が高い雰囲気だったので、入りたい場合はきちんとした服装をした方がよさそうです。
もともと中に入る気がなかったのですが、外観の美しさを見たら、入ってみたくなったのでリベンジしようかな。
シンガポールからジョホールバル日帰り:Sri Raja Mariamman Temple(ヒンドゥー教寺院)と市場
こちらはインドの雰囲気が楽しめるエリアです。
オールドタウンから近くですが、雰囲気がガラッと異なります。
ここは偶然、通りかかっただけですがオススメです。
この寺院を中心に、インド系の露店がひしめき合い、熱量がすごい!
シンガポールにはない熱気でした。
Googleマップにはナイトバザーと書いてあり、18時〜とありましたが、16時頃にはお店が出ていました。
ヘナタトゥーがあると思えば、本物のタトゥーをテントの中で施術していたり、日本ではない光景。
ここをオススメするもう一つの理由が、人通りが多いからです。
オールドタウンに行くまでの間にこのバザールがあるので、ここを通るとちょうど人通りのある道を通って移動することができます。迷って他の道も少し歩いたのですが、そちらは人通りが少なくて1人だと心細かったです。
シンガポールからジョホールバル日帰り:ミッドバレー サウスキー(モール)
最後にショッピングモール!
治安が心配なら先に外を散策して、日が沈む頃にお買い物が良いでしょう。
ミッドバレー サウスキーは駅前の大きめのモール。
食べ物も充実していて、最低限の買い物はここで済みそう。
定番の鼎泰豊。
マレーシアの鼎泰豊が世界で一番お得らしいです。
小籠包16.98リンギット(約510円)、チキンヌードル25.94リンギット(780円)。
安定感のある味で最高でした!
かなり並んでいるかつ皆さん大量に買っていて気になったので、並んでみました。
有名みたいですね!
買ってみたけど、ちょっと思っていた味とは違いました。
2枚目のチャーシューまんはまだ好みの問題かと思いますが、Original Heong Peahは何ともいえず本当に苦手でした。
ちなみに主人にもお土産であげましたが、どちらも苦手と言っていました。笑
(上で紹介したバナナケーキは争奪戦になるほど好評ぶりとは対照的)
でもどちらの商品も他のお客さんは大量に買っていたので、好みによるのでしょう。
一つだけ言えるのは、安明の私が買った二つの商品は日本にはない独特な味付けです。
少し癖のある味なので、少量食べてからどのくらい買うかを考えるのが良さそうですよ。
シンガポールからジョホールバル日帰り:City Square(モール)
こちらも駅前のモール。
ミッドバレー サウスキーに比べると少し寂しいですが、また別のお店が入っていて、見ると楽しいです。
元々行こうと思っていたし、安いなと思って入ってみました。
25リンギット(約750円)でワンカラーのフットネイル(Express pedicure)。
形を整えてくれて、30分でいい感じに!
※自分の足が嫌いなため、写真は載せませんが、綺麗に塗ってくれました。
何より、ここのネイリストのお姉さんたちが優しくてファンになりました!
「スマホの充電借りれますか?」と聞いたら、快く貸してくれて「Wi-Fiは大丈夫なの?」と言ってくれたり、ニコニコしていて、心地よかったです。
次は手のネイルをやってもらいたいな。
シンガポールからジョホールバル日帰り:シンガポール入国
最後はドキドキのシンガポール入国。
観光ビザで日帰り旅行するのは初めてなので、何か不備がないかドキドキでした。
行きは「マレーシア行=ジョホールバル」なので間違えにくいですが、帰りはシンガポールの「◯◯行」を間違えないように注意が必要。
ここを間違えると、疲れている中、帰りが遠回りになってしまうので気をつけましょう。
私が運悪く、顔認証でひっかかってしまいましたが、それ以外はスムーズでした。
顔認証事件が気になる方は下の記事を読んでください。
審査が終わったら、またバスに乗ります。
ここで間違えたら全然違う場所に着いてしまうので、気をつけましょう。
(後ろの人にどこ行きのバスか聞かれてちょっと嬉しかった。笑)
シンガポールからジョホールバル日帰り:感想
ジョホールバルは治安が悪いという噂だったので、不安はありましたが、無事に戻ることができました。
人通りの多いエリアを選び、場合によってはタクシーを利用するのがオススメです。
また、バッグの管理に気をつけるなど、基本的なことには注意して楽しみましょう。
住むとまた別だろうけど、個人的にシンガポールよりも海外感が強くて楽しかった!
シンガポールからジョホールバル日帰り:よくある質問
- ジョホールバルのトイレはどんな感じ?
- マレーシアは基本的にお水で汚れを流す文化です。
トイレットペーパーは個室にないことが多く、手洗い場に一個だけついていることも多いです。
ジョホールバルは国境だから、モールなら個室にあるんじゃないか?と期待していましたが、City Squareは個室にはなかったです。
汚くはないけど、やっぱり慣れないな…という印象でした。
- ジョホールバルの治安は?
- 今回は無事に戻ってくることができましたが、コロナ禍前にクアラルンプール、マラッカ、ボルネオ島に一人で行った私の肌感覚では、ジョホールバルの街中は何だか薄暗く、1人だとちょっと不安に感じました。
「なるべく人通りが多い道にいたい!」と感覚的に思い、人通りが少ない道は迷わずGrabを使うのがオススメ!流しのタクシーは変な人もいるので、アプリでドライバーの評価が見えるものにしましょう。