今回はシンガポール初心者が英語・中国語が話せなくてもご飯を注文するコツを紹介します。
意外とどうにかなるので、ローカルな場所も怖がらず行ってみましょう!
- ホーカーに行ってみたいけどなんとなく怖い
- 英語・中国語に自信がない
シンガポールの飲食店の種類
シンガポールが発展する前、街中で屋台を引いて商売する人がいたが、排水で街が汚れてしまう問題がありました。
政府がホーカーという枠組みを作り、管理をすることになったところ、お客さんは自動的に集まるし、街も綺麗に。
それ以降、シンガポールでホーカーという仕組みが普及したそうですよ。
一覧はシンガポール政府HPのこちらからどうぞ。
HDB (シンガポールの公団)の1階にある食堂のことを指します。
私は最初、「Google マップで見たら、家の周りにカフェがたくさんある!」とテンションが上がったのですが、軽食をとる場所で少しガッカリしました。笑
ちなみにホーカーとは違い、政府の管理でないそうですが、雰囲気自体は小さなホーカーという感じで、私を含め、混同している人も多い印象です。
厳密に言えば違うのでしょうが、利用者側からするとホーカーと同じに感じます。笑
ミニホーカーと表記していることもありますので、ご了承ください。
日本のフードコートのイメージです。
フードコートも日本とは雰囲気が違い、楽しむことができますよ。
シンガポールには美味しいレストランがいっぱいありますが、消費税に加え、サービス料10%がかかるので、メニュー価格と比べてすごく高く感じます。
おしぼりが出てきたので使ったら、お会計の時に「使ったので20セント」と言われたことも。
もちろん言われないことの方が多いですが、日本でそれをしたら炎上しそうです。笑
サービスが全くないセルフサービスのお店でもサービス料がかかることもあります。
席を確保
ホーカーやフードコートでは混雑時には先にティッシュやハンカチを置いて席を確保しましょう。
美味しいお店の見分け方
これが一番手っ取り早いです!
私も何度も下調べをして評判のお店に行きましたが、行列で一目瞭然。
これからは調べずにふらっと行くのもありと思っています。
ステッカーにミシュラン受賞歴が貼ってあることがあります。
そういうお店も美味しい確率が高いです。
個人的におすすめの方法。
GoogleMapのレビュー数が多いということは多くの人が行った=評判のお店の率が高いです。
星の平均点だけで判断すると、レビュー数が少なくて星5つということもあるので、数を参考にした方がいいと思います。
注文方法
観光地なら少ないかもしれませんが、少しローカルなエリアに行くと日本人の見た目的に中国語で話しかけられることが多いです。
話せないことを何かしらの形で伝えましょう。
「I can’t speak Chinese」と言ってもいいし、ポカンとしてると大抵わかってもらえます。笑
中国系の方は聞きとれないとき「はぁ?」と言うのが普通みたいです。日本人はそう言われるとびっくりしてしまいますが、気にしないでOK!
ほとんどの飲食店で「Take away?Having here?(超早口でテイカウェイ?ハビンヒア?)(持ち帰る?ここで食べる?)」のように聞かれます。
英語が得意な人でも慣れるまで聞き取りにくいと言われるシングリッシュ。
中国語で言われている場合もあるので、余計にパニックになります。
とりあえず、何を言われたかわからなくても、最初にペラペラ話されたら「Here」と答えてますが、今のところ何とかなってます。笑
流暢に話せなくても、嫌な顔はされません。
商品名がうまく伝えられなくてもジェスチャーやメニューを見ながら番号の「No.2」などと言えば分かってくれますよ。
料理によりますが、「Chilly?(チリー?)」と聞かれます。
レストランやお店で「あなたは会員か?」と言う意味で「メンバッ?」と聞かれることがあります。
ホーカーはほぼ現金なので聞かれることは少ないですが、レストランやお店では「Pay By?(何で払う?)」と聞かれます。
一番戸惑ったのは「ペイバイッカッ?」と聞かれたとき。「Pay by card?」だったようです。
人のことは言えないけれど、アクセントが独特なのでなかなか聞き取れません。
しかも中国語で聞かれてる可能性もあるので、支払いの段階になると、先にカードを用意して「私はこれで払うからね!」とアピールしています。笑
レストランではQRコードがあり、それを読み込んでネット上で注文する場合も多いです。
気が楽ですし、メニューの写真も見ることができてありがたい。
iPhoneならカメラを起動すれば読み取ることができますよ♪
水は出てこないのが普通と考える
ホーカーでもレストランでも基本的に水は出てこないと考えましょう。
その代わり、ペットボトルを持ち込んで飲んでる人が多い印象。
もちろんホーカーでは持ち込みは大丈夫!
レストランでも、よくはないかもしれないけど、日本ほどマナー違反ではなさそう。
日本にもある小籠包で有名な鼎泰豊でも水は出ず、持ち込んだペットボトルを飲んでいた人が数人いましたが、私は一緒に行った人とお茶のポットをシェアしました。
(高級店は…まだ行ったことないけどしない方が良いと思います。)
ホーカー・フードコートでの返却方法
ほとんどの場所で、注文した個店ではなく、一律の返却場所に返します。
そこには「ハラル」または「ノンハラル」と書かれています。
ハラルフードとは、イスラムの教えに則った食品のこと。
適切な方法で畜殺されていない家畜や、豚肉およびそれに由来する食品を食べることを禁じられています。
そのため、ハラルフード以外は「ノンハラル」に返す必要があります。
どのホーカーも片付けの係員がいます。机に置きっぱなしでも最後は片付けてくれますが、マナーとして返却しましょう!
あったら便利
ホーカーではペーパーナプキン類は貰えないので、必需品です。
言えばくれるのかもしれないですが、レストランでも貰えないことがしばしば。
また、トイレにもトイレットペーパーがないことが多々あります。
日本より消費が激しいため多めに持っていきましょう。
消毒液が日本ほど至る所にないため、気になる人は持ち歩き用があるといいでしょう。
日本ってやっぱり潔癖なんだと改めて実感しました。
ホーカーではカードが使えないため、現金を用意しましょう。
ほぼホーカーでしか現金って使わないかも。
普及率がかなり高いです。
私も偶然持っていて助かりました。
現金を両替するより手数料が低いことが多いですし、お釣りも出ないのでオススメです。
感想
戸惑うことも多いですが、他の国に比べて、外国人に優しいように感じます。
あちらからサービスしてくれるというよりも、少し変なことをしてしまっても嫌な顔をされにくいです。
治安もとてもいいので、行きたい場所があればローカルな場所でも行ってみることをオススメします!